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KARAのメンバーが2人死亡したと言われているのはなぜ?ク・ハラ法ができるまでの概要まとめ!

2007年に結成された韓国の女性アイドルグループ「KARA」。

日本では2010年にデビューして数々のヒット曲を生み出し、日本中に広がりつつあったK-POPのブームを加速させました。

しかし、2019年にメンバーが亡くなり、日本でも話題に。

しかもなぜか2人亡くなった…と言われることもあるんです。

なぜそんな噂が流れているのか。この件で韓国がどう変わったのか…

さっそく見ていきましょう。

目次

KARAの死亡したメンバーはク・ハラ

亡くなったのはク・ハラさん。

引用元:excitニュース

名前:ク・ハラ
生年月日:1991年1月3日
没年:2019年11月24日
出身地:大韓民国光州広域市

韓国の自宅で亡くなっているのが見つかり、自殺とみられています。

当時28歳で、亡くなったのは日本での全国ツアーが終わった直後。

それだけに衝撃も大きかった。

なぜ2人死亡と言われているのか?

KARAのメンバーで亡くなったのはク・ハラさん1人だけです。

しかし「KARAのメンバーが2人死亡」と言われるのはなぜでしょうか。

それは、ク・ハラさんの親友でもあったソリルさんという人も亡くなったからだと思われます。

引用元:文春オンライン

名前:ソリル
本名:チェ・ジンリ
生年月日:1994年3月29日
没年:2019年10月14日
出身地:大韓民国釜山市

ソリルさんはKARAと同時期にデビューした女性アイドルグループ「f(x)(エフエックス)」のボーカルでした。

ク・ハラさんの親友でもあったソリルさんは、ク・ハラさんが亡くなる前の月に自殺しています。

ソリルさんとク・ハラさんが亡くなったのがほぼ同じ時期であったことと、韓国の女性アイドルが亡くなったというのが混ざり「KARAのメンバーが2人死亡」と言われているようです。

「ク・ハラ法」が成立

ク・ハラさんが亡くなったことがきっかけで、2026年1月から「ク・ハラ法」が韓国で施行されることが決まりました。

「ク・ハラ法」は、親としての養育義務を放棄した人には子供の遺産を相続させないという法律で、ク・ハラさんの実の兄であるク・ホインさんが4年の歳月をかけて請願しました。

ク・ハラさんとホインさんは、幼少期に母親が浮気をして家出している過去があります。

母親は親権も養育権も放棄し、父親と祖母に一緒に育てられましたが、その後父親も愛人を作って2人と別で暮らすようになりました。

その後は祖母に引き取られますが2011年に祖母が他界し、それからはお互いが唯一の肉親として支え合って生きてきたそうです。

「ハラは生涯、実母に捨てられたというトラウマや寂しさと戦いながら生きていた」と話すホインさん、ク・ハラさんのことを本当に大切に思っていたことがわかります。

そんな過去がありながらもアイドルとして誰かを笑顔にする仕事を選んだク・ハラさん、2017年にうつ病になってしまい、2019年に亡くなってしまいました。

そしてク・ハラさんの葬儀に母親が弁護士と一緒に現れ、喪主を交代しろとホインさんに詰め寄ったり、遺産を相続する権利があると主張したそうです。

当時ク・ハラさんには150億ウォン(日本円で15億円以上)の遺産があり、母親が相続するのに法律上は何の問題もないとして、40%の遺産を相続しています。

親権も養育権も放棄して、亡くなった後に「母親だから遺産を相続することは当然」と現れた母親には、誰しもが良い顔をしないですよね。

これに対してホインさんは、法律の理不尽さを痛感します。

妹の死が無駄にならないように、私たちの家族のように苦しむ家庭が発生しないことを願って「救済法」を制定するための立法請願を提起しました。

引用元:Koo Hoinインスタグラム

ちなみに父親にも相続権はありましたが「親らしいことをしてやれなくて申し訳ない」と、ホインさんに相続権を渡しています。

ク・ハラさんが亡くなって5年、今もたくさんのファンがク・ハラさんのもとを訪れているとのことです。

もう5年も経つのか
ご訪問いただき、誠にありがとうございます。

引用元:Koo Hoinインスタグラム

ク・ハラさん韓国でも日本でもとても愛されていたことがわかりますね。

まとめ

KARAのメンバーが2人死亡という噂についてまとめてみました。

華やかなアイドルも、いろんな過去や葛藤がありながら一生懸命生きているということを痛感させられました。

特にク・ハラさんの遺産相続は本当に心が痛むものになっていますが、同時に兄の愛がひしひしと伝わってきた人も多いのではないでしょうか。

「ク・ハラ法」で救われる家族が増えることを祈ります。

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